7/14 14日目 北竜町〜新十津川町(歩行距離31km)
朝5時に目を覚まして窓外を見ると雨。
上下のレインウェアにザックカバーの完全雨装で6時半にホテルをスタート。
今日は泊まる場所は決まっていないが、北竜町から雨竜町を通って30km先の新十津川町へ向かう。
天気予報では☂マークが入っているため、余りキャンプはしたくないが、新十津川町にある3件のホテル、旅館は連休のためどこも満室で予約できない。
今日昼過ぎにキャンセル空きを微かに期待してもう一度電話してみるつもりだが、ダメならキャンプするしかない。
今日のルート。
今この辺。
北竜町は圧倒的に米の作付けが多いが、広大なソバ畑もあった。
北海道にも八十八ヶ所霊場があるのですね。
第九番札所、北竜町の弘徳寺。
北竜町のお米は評価が高いのですね。
北竜町のリサイクルショップ
スバル360など、かなりのレア物が見えました。
今日は30キロの10時間コース。
湿度が高く蒸し暑い。
歩き始めて3時間かかって北竜町を抜ける。
雨竜町に入った。
広大な水田。
ウサギとツル、亀のオブジェ。
近づいて見ると、全て自動車のゴムタイヤを加工して作ったようだった。
暑い。
気温は25度も無いと思うが、時々クラクラ目眩がする。脱水症状の前兆だ。
私は暑さに弱い。
なんてったって4年連続で真夏の北海道マラソンを脱水症状で途中リタイアしている。
こんなんで8・9月の本州の猛烈な暑さの中、歩き続ける自信はあるはずがない。
周りに迷惑は掛けられないので、慎重に、臆病に臨み、倒れそうだと感じたら、潔く一旦リタイアするつもりではいる。
道の駅・田園の里うりゅうで一休み。
応援して下さっている方々から頂いたタオルやナノタオルで暑さ対象して再スタート。
雨竜町役場庁舎。なかなか立派でした。
圧倒的広さのソバ畑。
昼過ぎ頃に新十津川町に入った。
が、歩きでは目的地はまだ遠い。
空知管内には雷注意報が出ている。
今晩の寝床はどうしよう…。
日焼けがひどく、水膨れ状態。
午後3時、新十津川町のコンビニでメロンサワーを飲んでしまった。
その日の歩きが終るまでは注意力が散漫になるのを避けるため、アルコールは飲まないと決めていたのに、目的地までアト1時間と目途が立ったため、気が緩んでしまった。
コンビニの駐車場で腰を下ろし、休憩がてら新十津川町の温泉宿に電話するも、やはり混雑しており予約は取れなかったので、テントを張ってキャンプすべく、新十津川町ふるさと公園のキャンプ場に予約を入れた。
あとはキャンプ場まで1時間歩くだけだ。
地域住民の方々が道路脇の花壇にマリーゴールドを植え、丁寧に手入れしていました。
ソバ畑の白とのコントラストが綺麗でした。
キャンプ場に着く間際になり、天気予報通り?冷たい風と雨が降り出してきた。
雲行きも怪しい。
北竜町、雨竜町、新十津川町と水田の広さに驚かされました。大穀倉地帯であることを再認識しました。
午後4時、10時間歩いて目的地の新十津川町ふるさと公園に到着。
公園内にある温泉ホテル。
ホテルは満室だったので、ホテル横のキャンプ場でテント泊。
テントを張り、汗で汚れたシャツやパンツを手早く洗濯し、温泉に浸かって、一人でビールを飲んでいると、何と、前職時代にお世話になった方が、突然訪ねて来て下さり、ビールをご馳走になりました。
嬉しかったですね。